OMEGA x swatch ムーンスウォッチに“月から見た地球”に着想を得た新作が登場
時計製造の歴史上初めて“アースフェイズ”を搭載した非限定モデルが発売
〈OMEGA(オメガ)〉と〈swatch(スウォッチ)〉の展開するBIOCERAMIC MoonSwatch(バイオセラミック ムーンウォッチ)コレクションから、“MISSION TO EARTHPHASE”と称された新作が11月2日(木)より世界中の厳選された店舗で販売を開始する。
今回の新作 “MISSION TO EARTHPHASE”の最大の特徴は、ムーンフェイズだけでなく、時計製造の歴史上初めて“アースフェイズ”が搭載されていること。この2つのコンプリケーションが同じ時計に搭載されたことは、今まで一度もない。特許を取得したアースフェイズは文字盤の10時位置に配されており、“月から見た地球の動き”を鑑賞することができる。青い惑星の多様性と美しさを讃えたカラーで彩られ、海、森林、砂漠、そして雲も忠実に再現。海は紫外線でのみ見えるUVインク(ブルーの発光)でコーティングされており、美しい仕上がりに。もちろん、2時位置のサブダイヤルにはムーンフェイズを配置。月はその周期に基づいて変化し、2つの月の円盤とマスク(北半球と南半球)を使って観察することができる。また、月が地球と向き合うこの魅力的な眺めを強調するために、月のクレーターはデジタルプリントで作られている。文字盤には月の塵を思わせる独特の粒状の加工が施され、リアルな質感を追求した。
ムーンフェイズは「地球から見た月」の見え方を、アースフェイズは「月から見た地球の見え方」を示している。ムーンフェイズとアースフェイズの長さは同じで29.5日だが、双方のサイクルは逆。つまり、地球から「満月」が見える時には、月からは「新地球」が観測されることになり、地球から「新月」が見える時には「満地球」が観測される。このため、アースフェイズは月とは反対方向の反時計回りに回転。これは、一部の高級時計に搭載されているレトログラード機能を詩的に再解釈したものだという。インスピレーション源となったのは、1972年にアポロ17号の乗組員であったハリソン・シュミット(Harrison Schmitt)飛行士が月面から撮影した地球の写真。この魅惑的な眺めは、アポロ計画におけるアイコニックな画像として多くの人々に知られている。
“MISSION TO EARTHPHASE”は、BIOCERAMIC MoonSwatchコレクションのすべてのモデルと同様、〈swatch〉が特許を取得したBIOCERAMIC製。BIOCERAMICは3分の2がセラミック、3分の1がヒマシ油を原料にした独自のブレンドのバイオ由来素材だ。ベゼルにはブラックのタキメータースケールと新しく作られたカラーである印象的なライトグレーのマーカーが付いているのがポイント。また、クロノグラフ機能も搭載されている。
ケースバックには独自のミッションステートメントが刻まれ、文字盤とクラウンには“OMEGA X SWATCH”のロゴを配置。バッテリーカバーには月が描かれ、人類で初めて月面に降り立ったニール・アームストロングの足跡が刻まれている。さらに、非対称的なケースや“ドットオーバー90”の有名なタキメーター機能など、月に行った最初の時計、〈OMEGA〉の伝説的なSpeedmaster Moonwatchのさまざまな特徴を備えており、コレクターも納得する仕上がりに。
BIOCERAMIC MoonSwatch “MISSION TO EARTHPHASE”は、11月2日(木)より厳選された〈swatch〉ストアのみで販売予定。価格は47,300円(税込)となる。
世界で初めてアースフェイズを搭載したMISSION TO EARTHPHASEをご覧ください!11月2日より世界中の厳選されたSwatchストアで購入可能です。#MoonSwatch #OMEGAxSwatch #Swatch https://t.co/FNrYbJjwyS pic.twitter.com/AIBnUk9x5i
— swatch_jp (@swatch_jp) October 29, 2024