パリ2024オリンピックにあわせて行われた OAKLEY のプレスツアーをレポート
〈OAKLEY〉の魅力を余すことなく体感できたスペシャルなツアーをプレイバック
去る7月26日(金)〜8月11日(日)の期間、フランス・パリにて開催された「パリ2024オリンピック」。本大会は、スケートボード ストリートでは男女ともに日本代表が金メダルを獲得したほか、初めての実施となったブレイキン女子でもAMIが優勝するなど、日本勢が目覚ましい活躍を遂げた。現地パリでは、そんな本大会にあわせてさまざまなブランドや各国がオリンピックハウスを開設。アメリカ・南カリフォルニアで誕生した〈OAKLEY(オークリー)〉も、期間限定でブランドハウスとなる『OAKLEY EXOPLANETARY BUNKER』をオープンした。
近年では、そのユニークな形状のスポーツアイウェアがファッションアイテムとしても支持を得ている〈OAKLEY〉。今回ブランドに親和性のあるゲストを招いて「パリ2024オリンピック」の期間中にプレスツアーを実施。我々『Hypebeast』は、去る8月8日から12日(全て現地時間)までの期間で行われたツアー参加した。本稿では、同ツアーで捉えた『OAKLEY EXOPLANETARY BUNKER』でしか体験できないワークショップや未発表のコラボモデルなど、さまざまなコンテンツのレポートをお届けする。
本ツアーのメインスポットとなった『OAKLEY EXOPLANETARY BUNKER』は、米オリンピック代表選手が一堂に集う「チームUSAハウス」に隣接しており、食事やスクリーンでの試合観戦、DJプレイなどを楽しめる講堂のほか、〈OAKLEY〉の約50年間の歴史を辿ることができる“The Oakley Muzm”、ブランドの最新の技術が体感可能なイノベーションエリア、自分だけのアイウェアを作成するレンズカットバーなど、充実のコンテンツを展開。
会場内で特に印象的だったのは、ゲストたちが旅の疲れを癒すことのできる講堂と、ワークショップ形式で設置されたレンズカットバーだ。講堂では、リアルタイムで行われている試合の観戦のほか、時間帯でメニューが変わる食事を堪能することや、リカバリーマシーン Shiftwaveの体験など、各々が思いおもいの時間を過ごすことが可能。なお、時間帯によっては各競技でメダルを獲得した選手が訪れることも。
また、レンズカットバーには、各々の好みの形のアイウェアを製作することができる5軸の巨大なカッティングマシーンを設置。サイズとデザインの異なる7つの形状からレンズを選び、それを個性にあわせてパーソナライズすることができる。このフレームとレンズの組み合わせは『OAKLEY EXOPLANETARY BUNKER』のみで入手可能となっており、目の前でレンズのカッティングを見学できるのもポイントだ。
体験型コンテンツのほかに、『Hypebeast』としては見逃せない注目モデルのほか、アスリートのさまざまなシーンから着想を得たオリンピックコレクション “Inner Spark(インナースパーク)”や、〈OAKLEY〉がデザインした米サーフィン代表チームのユニフォーム、代表選手の多くが着用したというブランド初のサーフィン用ヘルメット WTR ICONなど、国内でも購入可能なモデルから、ここでしか見ることのできないプロダクトまでが一挙に展示された。
中でも、『Hypebeast』読者にとっても馴染み深いトラヴィス・スコット(Travis Scott)が着用したことで話題となったユニークなノーズパット付きのPlantarisや、2000年のシドニーオリンピックにてお披露目され全世界に衝撃を与えたOVER THE TOP、マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)協力のもとデザインされた近未来的なシルエットのMars X-Metal Leatherなどは、初めて目にする実物に高揚感を得た。加えて、〈Brain Dead(ブレイン デッド)〉と〈OAKLEY〉のデザイナーチームで構成されるシンクタンク “Oakley Factory Team(オークリー ファクトリー チーム)”の歴代コラボモデルも。
ツアー期間中にはいくつもの豪華なアクティビティが用意されていたが、3日目のフランス発のランニングウェアブランド〈SATISFY(サティスファイ)〉のショールームに訪れた際には、〈OAKLEY〉との次期コラボアイテムを世界最速でキャッチ。2023年5月に初めてコラボレーションした両者は、第1弾としてRe:SubZeroの新色を発表したのち、翌月には第2弾として伝説的なEye Jacket™やアパレルアイテムをリリースし話題に。その後、2024年6月には、Straight Jacket®や別カラーのEye Jacket™、Tシャツ、バンダナなどのアパレルアイテムが揃う第3弾が登場し、即完を記録した。
ショールームにはこれまでに発表された多数のコラボアイテムが並んだほか、次なるチームアップとしてブラックカラーのPlantarisも展示された。こちらは10月16日(水)に発売予定の最新モデルで完売必至のアイテムと思われるため、今のうちにそのディテールをよくチェックしておこう。さらに、ショールーム内では、ヴィンテージの〈OAKLEY〉Tシャツに〈SATISFY〉オリジナルのロゴをオンすることができる、限定のワークショップも開催。
〈OAKLEY〉の魅力を余すことなく体感できたこのスペシャルなツアー。ご紹介したコンテンツのほかにも、『OAKLEY EXOPLANETARY BUNKER』でのオープニングおよびクロージングパーティーのほか、陸上競技とビーチバレーの試合観戦、〈SATISFY〉とのランニングセッション、マーク・カヴェンディッシュ(Mark Cavendish)をコーチに迎えたサイクリングセッションなどが行われ、参加者をもてなした。スポーツやアスリートのもつパワーを改めて感じさせたオリンピック会場などの様子は、上記のフォトギャラリーより確認してみよう。