Nobu のマスターシェフ 松久信幸による東京グルメガイド8選
鮨や鰻、天ぷらに餃子、さらには中華料理まで、天才シェフのお気に入りの名店を挙げてもらった
ロサンゼルスにある『MATSUHISA Restaurant』をはじめ、世界中に50店舗以上あるノブ・レストランや増え続けるノブ・ホテルやリゾートなどを展開する有名な日本人シェフ 松久信幸の名前を一度は聞いたことがあるだろう。
1987年に最初のレストランをオープンして以来、松久のブランドは驚異的な成長を遂げセレブリティやグルメマニアを魅了し続けており、なかには何十年も通い続ける常連客もいる。松久はその独自の料理と妥協のないサービスによって信頼されるブランドを築き上げたのだ。いっぽうで、彼は、美味しい店を探し求めるグルメマニアな一面もある。
そこで今回、『Hypebeast』は、世界のマスターシェフである松久に東京で訪れるべきおすすめグルメスポットを聞いてみた。彼は快く、8つの名店をシェアしてくれた。ちなみにこのリンク をクリックすると、松久おすすめのレストランをGoogleマップに保存することができる。
とんかつ:とんかつ まい泉
東京で定番のとんかつ屋さん『とんかつまい泉』は、地元の住人の間でも観光客の間でも常に人気上位にランクインしている。松久がすでに有名で人気なこの店をおすすめしたことは驚きだった。ランチは最も混雑する時間帯なので、それ以外の時間帯に訪れることをおすすめする。
とんかつ まい泉
150-0001東京都渋谷区神宮前4-8-5
焼肉:土古里 八重洲店
焼肉では、東京都内に点在する『土古里』を勧めてくれた。黒毛和牛を厳選し、和牛の中でも最も魅力的な霜降りの部位を提供することで知られている。
土古里 八重洲店
103-0028東京都中央区八重洲1-3-7 B1F
天ぷら:神楽坂 お座敷天ぷら 天孝
天ぷらは日本食の定番だが、その中でも松久が選んだのは、サクサクとした軽い食感の『天孝』の天ぷらだ。人通りが少なく、こぢんまりとしたこの場所に少し気後れするかもしれないが、絶品の天ぷらのためなら些細なことだろう。姉妹店の『天ぷら あら井』もあるので、ここで席が取れなかった場合はそちらを利用しよう。
神楽坂 お座敷天ぷら 天孝
162-0825 東京都新宿区神楽坂3-1
餃子:昇龍
松久のように料理界で有名な人物であっても、派手な食べ物だけではなく時には心に安らぎを与える食べ物が必要だ。麻布十番にある『昇龍』は中華料理全般で有名だが、彼はとくに餃子がお気に入りだ。
昇龍
106-0045 東京都港区麻布十番2-4-5
鰻:鰻 尾花
松久が『尾花』を鰻のおすすめとして選んだのは驚きではなかった。ミシュランの星を獲得した最高のうなぎを提供しているこの店は、支払い方法は現金のみとなり、予約は受け付けていないので時間に余裕を持って来店しよう。
鰻 尾花
116-0003 東京都荒川区南千住5-33-1
蕎麦:更科堀井
東京では昨今、麺料理といえば蕎麦というよりラーメンの風潮があるようだが、松久は蕎麦を高く評価しているようだ。『更科堀井』は2世紀以上も続く蕎麦の老舗で、ニューヨークにも2号店を構えている。
更科堀井
106-0046 東京都港区元麻布3-11-4
中華料理:Wakiya
日本には中華料理店がたくさんあるが、多いからこそ自分にとってベストな店を見つけるのは難しい。松久のおすすめは、フカヒレ、伝統的な麺料理、肉と野菜のペアリングなどで知られる、ミシュランを受賞した要予約のレストラン『Wakiya』。特別な日を祝うには最高の場所だ。
Wakiya
107-0052 東京都港区赤坂6-11-10
鮨:すし善
日本人シェフによるグルメリストで、鮨はかかせないだろう。松久のおすすめは、銀座の『すし善』だ。コースは18,000円から33,000円で、予約と予約金の支払いが必要なので注意しよう。
すし善 銀座店
104-0061東京都中央区銀座7-8-10