Apple が毎年恒例の新作発表イベントを徐々に廃止していくとの噂
過去2年間の同社のリリーススケジュールがそれ以前と比較し逸脱し始めているとも指摘
「Apple(アップル)」が、毎年恒例の新作発表イベントを徐々に廃止していくと報じられた。
米ビジネス情報誌『Bloomberg(ブルームバーグ)』によると、これまで同社は6月の世界開発者会議「WWDC」にて革新的なソフトウェアを発表し、その後9月と10月にそれぞれ新しいiPhone、iPad、iMacといったハードウェアを発表することにこだわっていたが、毎年各製品をアップグレードすることが維持できない状態にあるという。また、同メディアは、「Apple」の幅広いラインアップは“Apple Watch UltraやiPhone SEなど、それほど頻繁にアップデートする必要がない製品もある”ことを意味すると指摘。加えて、過去2年間の同社のリリーススケジュールが、それ以前と比較し逸脱し始めていることにも言及した。
さらに、「Apple」が新作発表イベントを廃止する理由のひとつには、ハードウェアのアップグレードはもちろんのこと、iOSやmacOS、visionOS、watchOS、tvOS、iPadOSといったソフトウェアのアップデートを提供することの難しさもあるという。なお、現在同社は、Apple Intelligenceのリリース時期をずらし、2025年を通して新製品を発表する計画だとも噂されている。